疾走感が足りない

昨日録画しておいた、容疑者室井慎次が微妙だったんで、今日の更新はしません。




【簡単な考察】

全体を通して、動きよりも台詞が多かった印象があります。
主題性という面では、よくできていましたが、
純粋に楽しむ分には少し迫力に欠けてましたね。素人にはおススメできない。


ただ、見ていて思ったのが、『悪役を造るのがすごく巧い』
弁護士の彼とか、犯人(?)の彼女とか、
見事なまでに見ている人の神経を逆なでします。


見ている人が、悪役に嫌悪感を感じる。
それはつまり、主人公に感情移入していることになります。
加えて、悪役が憎まれれば憎まれるほど、それが倒されたときの爽快感も増します。
そういう意味では、この映画は、非常に巧くキャラ作りができていたのではないでしょうか?