たまには真面目な話でもしてみまショウか

皆様お久しぶりデス。ほったらかした言い訳はタイトル参照でお願いしまス。以上、前フリ完了。


それでは、予告通り(?)、にオリジナリティの話をさせていただきまス。
あ、最初に言っておきまスけど、
話の内容はエロゲーライトノベル、アニメ、に関する物がほとんどなので興味の無い人はお引取りくだサい。あしからず。


ちなみに、以下の内容はあくまでたいじゅの主観でス。
突っ込みドコロは満載デスし、読むと不快感を得られる方もいらっしゃるでショウ。
『こういう意見もある』程度の認識で読んでくだサイ。
間違っても鵜呑みになんかしないように、お腹壊しマスから。


【設定の話】
え〜、それではまず設定に関するオリジナリティの話からでスが・・・。
ぶっちゃけた話、無理ッス!!

世界観(学園、SF、ファンタジー
キャラクターの外見(ex.ツインテールアホ毛つるぺた)
性格(ex.ツンデレ、根暗、地雷)
その他の追加設定(ex.ロボ、悪魔、神)

コレらに置いて、斬新なものを作り出すのは至難の技でス。
また、組み合わせ次第では目新しい物を作ることくらいはできるかも知れまセンが・・・ソレが面白い可能性は非常に低イです。
なぜなら、パーツはあるのに実用されていない組み合わせというのハ、
「誰も思いつかなかった」のでハなく、「思いついたが使わなかった」場合がほとんどだからでス。


さて、こうなると「どないせーっちゅうねん!!」と思われる方もおられるでしょう。
そんなあなたはもう一度11行前を読み返してきてくだサい。・・・・・・はい、読みましたか?つまりはそういうことでス。
これまでに、星の数ほどの作品が発表されたこの日本に置いて、斬新な設定を考えつける人間なんて、一部の天才か運のいい人間くらいでしょう。


つまるところ、作品の設定に置いていえることは『オリジナリティとは、盗んだものをいかに隠すか』ということでショウ。
ただし、一つの作品からパクって来たのではいけまセん。犯罪でス。だからいろいろな作品から少しずつパクりまス。
花見の席取りを想像してもらえればいいでショウ。
他の花見客が大量にいる中、あたらしいシートを引くスペースを見つけるのは難しいデス。
でスから、他の人のシートの上に引くことになりまス。でスが、他人のシートの真上に引けば当然怒られまス。
しかし、少しくらいなら重なっても多めに見てもらえるかもしれまセン。何せ混んでまスから。
そうやっていろんな人のシートに、怒られない程度に重ねていけば・・・ほら、スペースが確保できました。
それと同じことです、創作というのハ。無理に新しい場所を探して花の無いところに行き着いてもショウが無いでショウ?


さてと、これで終わってしまっては余りに芸が無いデスね。
と、言うわけで次はシートの上でやる宴会の話をしまショウ。


【ストーリーの話】
では、設定というシートの上で行う宴会。ストーリーの話ですが・・・。
ずばり最初にいいまショウ。
惰性で作ったストーリーではオリジナリティを得られまセン!!
なぜなら、ストーリーにはセオリーというものがあります。
セオリーを無視して面白いものを生み出すことは困難です。
まぁ、セオリーが『おもしろさ』を最も有効に魅せるためのノウハウである。ということを考えれば当然でショウ。
そして、惰性で作った作品はセオリーを超えられません。


そこで重要になってくるのが『主題』です。
この作品で、何を表現したいのか?
この作品を通して、相手に何を伝えたいのか?
ソレこそが作品のオリジナリティを支えるものでス。
たとえ、ありきたりな舞台で、どこかで見たようなキャラクターが、定番どおりのストーリーを繰り広げたとしても、
そこに明確な主題があり、製作者の考えが存在するなら、その作品はきっと、見た人の心に残るはずでス。
まぁ、主題性を出しすぎて説教臭くなってしまったらおしまいでスケドね・・・。


【実例の話】
私のような不信人物がうんちく垂れてるだけでは説得力がありまセンですネ。
と言うわけで、さっきまでの内容はひとまず置いておいて、
実際の作品の何処にオリジナリティがあるのかを分析してみまショウ。


・主題性の勝利・・・fate 蒼穹のファフナー
どちらも、設定そのもののオリジナリティはいま一つの作品でス。
ファフナーは初め散々『エヴァのパクリ』言われてまシタし、
fateの設定もそれほど目新しいものではありまセンでした。
しかし、どちらの作品も高い評価を受けていまス。
それはやはり『主題』を強く明示し、
それでいて説教臭くなかったことが原因でショウ。


・斬新というより無謀・・・ラブやん ギャグマンガ日和
オタクと愛のキューピットとかいう混ぜちゃいけない物を混ぜてしまったラブやん
歴史上の偉人を壊す、という脅威の試みに成功したギャグマンガ日和
これらの作品は普通の人がまず最初に切り捨てるような設定を、
見事に作品として成立させた偉大なチャレンジャーデス。
自分の腕とセンスに自身があるのならお手本にしてもいいでショウ。


・雰囲気のオリジナリティ・・・大和田秀樹作品 あずまんが大王 福本作品 うすた作品
どの作品も他の作品にはない独特の空気をもっていマス。
こういう次元の表現力は練習では身につかないでショウ。
作者はある意味、天才といってもいいのではないでショウか。


・『ジャンル内』のオリジナリティ・・・無敵看板娘 魔法少女リリカルなのは A君(17)の戦争
ギャグ漫画でありながら格闘シーンに異常なまでに気合を入れた無敵看板娘
『エロゲ原作』『魔法少女』という前提を気持いいほどスルーして、
戦闘シーンのほうが作画クオリティが高くなっているリリカルなのは
ファンタジー小説でありながら、異常なまでにリアリティのある戦争をやっちゃうA君(17)。
どれもこれもジャンル内のセオリーをぶっちぎったアウトロー共でス。
しかし、別のジャンルのセオリーを上手く組み合わせることで話は崩れていまセン。
絶妙なバランスの上に成り立つ作品でスね。


・天才・・・西尾維新 成田良悟
分かりやすくするためにここだけ作品名ではなく人名です。
小手先の小細工無しで、全く新しいキャラクターとストーリーを作ってしまった、
掛け値なしの天才でス。生半可な気持で普通の人が真似るとイタイ目に会いマス。
素人にはオススメ出来ない。




・その他・・・GUN道MUSASHI
ノーコメント。